今月8日、15日と、茶事の稽古をしました。
料理は出来ないので、平田さんという料理研究家の
先生にお願いして行いました。
茶事と聞くと、敷居が高く、金額も高いというイメージが
あるので、破格の値段設定でかしこまった形でなく、
懐石料理の流れに沿ってレクチャーをしながら楽しく
食べていただきました。
始める前に、懐石とはどのようなものか概要をお話し、
次にどのような料理がでるのか、食べ方の順番などを
学んでもらいました。
料理は、さすがにプロの料理人だけあって、とても
満足のいく料理でさすがでした。
8日の掛け軸
花は菩提樹の葉とお茶の花です。そして、仏足石
この日は、釈迦が悟りを開いた日です。成道会と言われていますね。
曹洞宗ではこのお釈迦さまのお悟りを讃え、また実践するために、
12月1日から8日までの期間「摂心会」という集中的な坐禅修行が
各地の修行道場などで行われます。
ブッダガヤの菩提樹の下で瞑想を続けていたブッダがこの日の明けの
明星が輝く頃に、悟りを開いた日です。35歳の時だったそうですね。
私の35歳の時何をしていたか・・航空自衛隊府中基地の司令部で
システム建設をしていました。ちょうどイラク戦争の時で、自衛
隊をイラクに派遣するか大変な時期でした
15日の掛け軸は、色紙です。
この日は私の誕生日でしたので、寿という字の入った戌の色紙を飾りました。
この色紙、次回は12年後しか見ることのない干支の色紙なのです。12年後も飾ることができるよう精進していきたいものです。
花は、西王母と言う名の椿とこの時期の定番であるドウダンつつじを飾りました。
準備の段階ではまだ咲いていなかったのですが、室内が暖かかったせいか満開と
なってしまいました。けれど、満開でもきれいですね。
ドウダンつつじの真っ赤な色もとても映えて好きです(^^♪
15日の懐石料理忘備録
一汁一菜です。
本マグロの湯引き酢醤油
それと、埋み豆腐です。
平田先生にお願いして汁は、うちの先生が
年末に食べさせてくれたものをお願いしました。
煮物椀
鶏団子
カブ
シイタケ
人参
結び三つ葉
柚子
鯛幽庵焼き
豆腐射
すすめ鉢
鴨
海老芋
昆布
いんげん
和菓子
来年の干支
ねずみ
八寸
海のもの カキ
山のもの くわい